近年新型コロナウィルスの影響で、会議やイベントなどのライブ配信の需要が、急激に高まりました。
そういった中でインターネット配信をするには、どういった機材が必要なのかを、今回ご紹介します。
どんな機材が必要なの?
インターネット配信に必要不可欠のものが
・音を録音するマイク
・映像を撮るカメラ
・配信を行うインターネットに接続出来る電子機器
・ネットワーク環境
の4つです
簡易なものであればスマートフォンや、ノートパソコンだけでも内蔵されているもので配信することができます。
ただし簡易であればその分、画質や音質等のクオリティが低く、
場合によっては文字が読めないほど画質が悪かったり、音声が聞き取りにくい、といったストレスを感じる場合があります。
その為、クオリティを求める人はマイク・カメラ・配信機材を分けてインターネット配信を行っています。
マイク・カメラ・配信機器を分けた配信
機材によっては直接パソコンに映像や音声を取り込めるものもありますが、
専用の機器は直接パソコンへ接続できない事が多いため、変換を行い接続する必要があります。
マイクの場合はXLRケーブルなどからUSBへ変換するオーディオインターフェース、
カメラの場合はHDMIケーブルなどからUSBへ変換するキャプチャーボードが必要です。
インターネットで配信を行うときは、カメラ・マイクを用意するだけではなく、
パソコンに接続するために変換を行う機材が必要になります。
複数のマイクやカメラを使用する時は
ライブ配信で使用するマイクの本数やカメラの台数が増えれば、随時適切な状態へと編集する必要があります。
音の強弱を調整するオーディオミキサーや、映像を切り替えるビデオスイッチャーが必要となり、それぞれを操作する人員も必要となってきます。
機材の性能が向上しているのでワンオペレーションでこなす人もいるかもしれませんが、
どこかでトラブルが発生した際に、対応している間は他の作業がおろそかになる為、カメラ・音声・スイッチャー・配信は担当を分けることをお勧めします。
また、音声や映像のクオリティが上がるということは、配信するデータの量が増えます。
その為、無線より安定して多くのデータを送信できる有線LANを確保することは最優先すべき事項ですが、
会場の条件や時間的な問題から使えないことがあります。
そんな場合には複数のLTE対応USBモデムを束ねて送信できる機器を使用して配信するなどの方法もあります。
今回はシンプルな構成から複数台のカメラを使用するような構成、流れや必要な機材をご紹介させていただきました。
ライブ配信はやろうと思えば誰でもできる時代です。
ですが、クオリティの高い配信をしようとすると、機材が必要となり、おのずとコストや人員も必要となってきます。
そして、ライブ配信には多少なりともトラブルがつきものです。
トラブルの際にある程度の知識がないと対応できず配信を終了せざるを得なくなることもありますので機材について学んでおきましょう。
いかがでしたでしょうか。
これから配信をしてみたい方や、配信を始める方の参考になれば幸いです。
配信のことでお悩みであれば、是非、弊社へお問い合わせください。
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