学会用動画制作(一般社団法人日本老年看護学会さま)

 

一般社団法人日本老年看護学会さまからのご依頼で、動画を制作させて頂きました。
今回制作させていただいたのは「看護小規模多機能型居宅介護」という、日本の優れた看護実践を海外へ発信するための動画です。

今回の制作においては、
前半のパートはお客様が用意された資料を英文に翻訳し、資料を見やすく・分かりやすくする為に、アニメーションを付けさせていただきました。
また、資料の内容を視聴者に伝わりやすくするためにナレーションを挿入しました。

 

後半パートでは、現在の状況をリアルに伝える為、サービスを利用されている方に一日密着させていただき、ディレクターと2名のカメラマンでサービス利用者のご自宅へお伺いしました。
動画にご出演頂いたサービス利用者は、90代・男性で、アルツハイマー型認知症を患っており、誤嚥性肺炎をきっかけに寝たきり状態となり、経口摂取もできず、中心静脈カテーテルを留置し、自己喀痰ができず、気管切開もされていました。
そういったサービス利用者の気管カニューレ管理、中心静脈カテーテル管理、膀胱留置カテーテル管理、褥瘡予防を行っているご家族やスタッフを撮影させていただきました。
撮影において、プライバシーに配慮しながら、現場の自然な雰囲気を捉えることを重視しました。
スタッフがサービス利用者と接する瞬間や、ケアのプロセスを自然な形で撮影し、笑顔や優しさ、専門的な対応が動画に表れるよう努めました。
資料や数値だけでは伝えきれない、スタッフの方と利用者の方の触れ合いや、サービスの雰囲気、そして日々の努力や家族との愛情を動画で伝えるために、学会の先生方や、スタッフ、ご家族と相談しながら撮影を進めました。

 

編集においては、感情的なつながりが感じられる瞬間を強調しました。
利用者の笑顔やスタッフの温かい対応が自然に伝わるように、シーンの選定やカットの繋ぎ方に工夫を凝らしました。
現場のリアルな様子を補完するために、サービス利用者へのインタビューやスタッフとの会話も取り入れました。
また、ナレーションを通じて、動画の背景や説明を加え、視聴者に深い理解を促しました。

この現場の動画は、単なる情報提供にとどまらず、現場での「人と人とのつながり」や「温かさ」を伝えることを目指しました。
今回制作させて頂いた動画が、「看護小規模多機能型居宅介護サービス」の魅力を理解する一助となれば幸いです。
今後も心を込めた動画制作を続けていきます。

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